出会い系サイトの利用を検討している方で、「サクラ」の存在が気になるという方も多いのではないでしょうか。
近年出会い系サイトの中では、昔ほど「露骨」なサクラによる工作は減ってきていますが、一部悪徳サイトや悪質アプリ、比較的新し目でまだユーザーが少ないサイトなどでは、ほとんどの女性ユーザーがサクラであるというケースも少なくありません。
では、そのサクラの実態や、どのようにしてサクラを見分けていけば良いのかについて解説していきます。
目次
出会い系サイトに紛れ込む「サクラ」の実態とは

これから健全に出会い系サイトを楽しんでいくために、まずは基本的なサクラについての知識を整理しておきましょう。
サクラがどういったものなのかを理解しておくと、安全な出会い系サイトかどうかがすぐに判断できるようになりますので、できる限りわかりやすく解説していきます。
「サクラ」とは一体何か?
出会い系サイトにおける「サクラ」とは、
- 出会い系運営会社が雇ったメール専門のバイト
- 女性会員になりすまし男性とやりとりさせる
- 男性により多くのポイントを消費させる狙い
このような行為や役割を担っているのがサクラです。
サクラとして雇われるバイトが女性である場合、それを「メールレディー」と言ったりもします。
サクラの手口は単純そのもので、
- エッチな言葉を多用する
- 男性の下心をうまく刺激してくる
- やりとりを引き延ばしポイントを消費させる
- 約束した場所に来ることは100%ない
といったように、男性心理を巧みに利用し、メッセージのやりとりを続けたくなるような甘い言葉を囁き、ただひたすらメッセージの往復だけを引き延ばそうとしてくるのが特徴です。
もちろん、いくらやりとりを続けてもその女性とは絶対に出会うことができません。
実は私も昔、一度マイナーな出会い系サイトのサクラに引っかかってしまったことがあり、約束した地下鉄の構内で1時間以上女性を待ち続けたという苦い経験があるのは秘密です(笑)
その時は1000円を3回に分けて細かく入金しましたが、支払った3000円はただただ運営元の儲けとなるだけで、私自身には何一つメリットがありませんでした。
サクラが存在するのはなぜか
サクラが存在するワケはシンプルに「男性にお金を使わせたい」からです。
悪質な出会い系サイトや創業し始めのまだ女性数が圧倒的に足りていないサイトの場合、よりたくさんの女性がいるかのように装うためにサクラが投入されています。
ですが、当たり前ですが、そのようなサクラばかりの出会い系サイトは決して使ってはいけません。
サクラを雇ってユーザーにお金を消費させることはもちろんいけないことですが、そうしたサクラ被害は一歩間違えると、
- 架空請求
- 美人局
- 詐欺被害
などに巻き込まれる可能性が多大にありますので、評判の悪い出会い系サイトには間違っても登録しないように注意が必要です。
サクラが存在しないサイトを見分ける方法
まず、大前提として「大手の優良出会い系サイト」には確実にサクラは存在しません。
大手の出会い系サイトでは、
- 数億円規模の広告費をかけ
- テレビメディアへの露出
- 雑誌などでの紹介
- TwitterやFacebookなどSNSでの広告
- 有名WEBサイトでの紹介
に積極的で、サクラを利用せずとも自然と女性ユーザーが入ってくる仕組みを持っています。
一方で、悪徳出会い系サイトや新規で立ち上げたばかりの出会い系運営会社には、そうした広告媒体へ投じる「資金」がないため、その結果女性ユーザーを獲得できず、自ら「女性」を装って男性を囲い込むしかないのです。
なお、「出会いカフェ」で優良の出会い系サイトとして紹介している「PCMAX」「ハッピーメール」「ワクワクメール」などのサイトにはサクラは一切いませんのでご安心ください。
ちなみに私自身が最もヤレた実績のある「PCMAX」では一回たりともサクラとは遭遇したことがありません。
⇒【口コミレビュー】PCMAXは出会い系サイトで一番安全でヤレると断言する3つの理由と登録方法までをすべて解説します
業者とキャッシュバッカーの存在
出会い系サイトを利用する前にもう1つぜひ押さえておきたいのが、
- 業者
- キャッシュバッカー
の存在です。
一般的に「サクラ」の存在のことはわかっていても、この「業者」と「キャッシュバッカー」について知らないという方も少なくないのではないでしょうか?
実はこの3つとも目的が異なり、見極めるポイントも違います。
まず「業者」についてですが、簡単に説明すると、
- 一般ユーザーに成りすましている
- メールアドレスや電話番号を収集する
- LINEのIDを回収する
- 悪質サイトへの誘導を行う
- 風俗嬢やデリヘルの勧誘を行う
といった手口や利用目的を持っていて、この中で最も注意すべきは
「別の悪質サイトへ誘導しようとする悪徳業者」
の存在で、決して騙されるようなことが無いよう十分注意が必要です。
うっかり誘導先の出会い系サイトなどに登録すると、登録しただけで10万円など法外な料金を請求される恐れもありますので、このような業者をしっかりと見分ける鑑識眼を身につけておきましょう。
1つだけお伝えしておくと、そうした業者は一定回数やりとりした後に、必ず「別サイトへ誘導するURL」を送ってくるのが一般的です。
万が一そうした誘導行為が見られた場合は一切クリックせず、メッセージのスクリーンショットを取っておき、運営へ即通報しましょう。
もしも立て続けに業者からのアクセスがあり、通報しても改善が見られないようなサイトの場合、即退会処理を済ませて二度と近づかないことをおすすめします。
また、「キャッシュバッカー」の存在も無視できません。
キャッシュバッカーの特徴や目的は以下の通りです。
- 一般の女性がキャッシュバッカーであることが多い
- 男性とやりとりすることでサイトからポイントがもらえる
- エッチな写真を投稿し、男性から閲覧されるごとにポイントがもらえる
といったように、女性のお小遣い稼ぎとして利用されるケースが多く、受け取ったポイントを一定数貯めることで現金や食事券、ブランド品などと交換できる仕組みになっています。
こうしたキャッシュバックシステムは大手の出会い系サイトでも採用されることがありますが、ユーザーの中にはその仕組みを悪用し、本来あるべき異性とのコミュニケーションに用いるためではなく「お小遣い稼ぎ目的のみ」でサイトを利用している女性も存在します。
ただし、現在ではほとんどそうしたキャッシュバッカーを見かけることはなくなりましたが、サクラと同様に「やりとりを引き延ばそうとする」「いつまでもLINE交換してくれない」「エロい言葉や単語」で男性の下心に付け込もうとしてくる場合はキャッシュバッカーを疑っても良いでしょう。
ですが、LINEを交換してくれないというのは普通の女性とやりとりしていてもよくある話です。
その場合はいつまでも粘るよりは「脈無し」であると潔く諦め、別の女性へアプローチするなど予めルールを定めておけば問題はありません。
出会い系サイトでは最初の3通が女性を見極めるための勝負となります。
⇒【完全版】出会い系のファーストメッセージの返信率を3倍にする7つのテクニック
サクラを見分ける4つのポイント

ここまでで「サクラ」に関する知識は理解できたと思いますので、実際にこれから出会い系サイトを利用する上で「サクラを見分けるポイント」を4つ紹介します。
出会い系サイトには魅力的な女性がたくさんいますので、最初はついついそうした女性ばかりに引き込まれてしまいがちですが、一定の注意点があるのでしっかり押さえておくようにしましょう。
①プロフ写真が激カワ
まず1つ目に、「プロフィール写真がモデル並みに激カワ女性」の場合はサクラの可能性を念頭に置いておきましょう。
少し残念なお知らせですが、「北川景子」や「桐谷美玲」など誰の目にも明らかな美人というのは出会い系サイトに登録することはほとんどありません。
もちろん例外はありますが、そうした超美人な女性は「現実世界の中ですでに引く手数多」なため、わざわざ出会い系サイトへ登録せずとも男性に困るということはありません。
ですが、出会いの無い環境だったり、風俗やお水系の仕事をしている人で美人でも出会い系を使って出会いを探している人はいますので、100発100中そうとは言い切れないのが難しいところです。
ただ、やはり一般論としてあまりに可愛すぎる写真を使ってる女性に対しては、まずは「サクラかもしれない」という警戒心を持っておくことは必要でしょう。
②プロフィールにエロいキーワードが多い
2つ目に、プロフィールや自己紹介文の中に、男性の下心をストレートに刺激するような「エロいキーワード」を使っている女性の場合、サクラの可能性が高くなります。
たとえば、
- 「誰でもいいのでエッチしてくれる人募集」
- 「一日中エッチが頭から離れません」
- 「性欲旺盛で毎日オナニー三昧です」
など、男なら誰でも反応していまいそうな?エロいプロフィールを書いてる子は「ほぼサクラ」で間違いありません。
(※サクラ以外に、「業者」や「キャッシュバッカー」も同様です)
前提として、いくら出会いを求めいてる女性であっても、まともな女性であれば進んでエロいことを言ってくる人はほとんどいません。
多くの女性は男性から下ネタを振られて、初めて反応するか否かを考え始めるのが一般的です。
よって、いくら匿名性が担保されるネット上だとはいえ、そのようなことをプロフィールに記載している子は「サクラ」か「金銭の絡む割り切り目的」であるケースが多いため距離を保っておいた方が無難といえます。
③登録直後にメッセージを送ってくる女性
3つ目は、初めてサイトに登録し、プロフィールが未完成にも関わらずメッセージを送ってくる女性は「100%サクラ」であるといえます。
基本的に登録したてで、こちらの情報が全く伝わらない状態で関心を寄せる女性などいるはずがありません。
さらに少し残念な情報ですが、出会い系サイトにおいては、
- ジャニーズ並みに超絶イケメン
- プロフィールが魅力的で完璧
- よほど趣味がニッチでジャストマッチしている
などということが無い限り、率先して女性からメッセージをもらえるということはまずありません。
出会い系サイトでのパワーバランスや決定権は圧倒的に「女性寄り」というのが相場です。
恋愛市場では男性が攻めて、女性が受けるという構図は鉄板中の鉄板だからですね。
よって、女性は多かれ少なかれ日々男性からメッセージを受信しており、自ら相手を物色しに行く必要がないのです。
よほど女性側が気になる相手を見つけた時は、出会い系サイトでもSNSの感覚に近いところがあるので、「写真に対するいいね」「日記への軽いコメント」など、相手のために面倒なメッセージを送るよりもより気軽で手軽な方法でアクションを起こす場合が多いです。
ですので、女性から「熱心なラブコール」が送られてきたり「エロさ満点の怪しいメッセージ」が届いた場合は、まずは「サクラ」の可能性が高いと警戒しておくのをおすすめします。
④メッセージを引き延ばそうとしてくる
最後に、サクラには「男性とのメッセージをたくさんこなす」という使命があるため、ダラダラと先の見えないメッセージが続くようであればサクラの可能性が高いと言えます。
そうしたメッセージ内容としては、
- 初めからエロ全開
- 気があるそぶりを見せる
- LINEのIDをなかなか教えてくれない
といった特徴があります。
出会い系サイトの基本的な使い方は、サイトはあくまでも女性との接点づくりとして活用し、実際に出会うために関係性を構築する際はLINEを使うという流れが一般的となります。
男性サイドはメッセージをやりとりすればするほどポイントを消費していきますので、だいたい3通目あたりから多くても5通目までにLINEの交換ができない女性は、いっそのこと諦めて別の女性にアプローチした方が良い場合が多いです。
一方、サクラ側の言い分としては、
- いきなりLINE交換は恐い
- メールアドレスを持ってない
- もう少し仲良くなったら
というのがお決まりの定型文となっていて、最近の若い普通の女性などは特に、出会い系サイトの中でも簡単にLINEを教えてくれる子が増えてきてますので、極端に関係性が崩壊してない限りこうしたメッセージが続くようであればサクラを疑ってもいいかもしれません。
ただし、お互いに関係性が出来上がってないうちにプライベートな連絡手段を教えたがらない女性も一定数いますので、サクラとの見極めが難しいケースもあります。
そうした場合は相手からの返信に即答したりせず、わざと一晩様子を見てから返信してみるなど見極めるための工夫をしてみるのも時には有効です。
もしも、こちらが時間をわざと置いてるうちに相手からメッセージが届くようなら、残念ながらその子はサクラである可能性が高いです。
これも先ほどの話と同様で、わざわざ女性からメッセージをしなくてもやりとりできる男性は他にもたくさんいるため、普通の女性は一人の相手に固執する必要がないからですね。
この辺りのさじ加減は、実際に出会い系サイトを使うようになっていくとすぐにわかってきますので、メッセージを引き延ばそうとしている女性は「サクラかも?」という意識だけは常に頭の片隅に入れておきましょう。
まとめ
今回は「サクラ」の見分け方について紹介してきましたが、ここでお話ししてきた内容を意識していただくだけでもサクラとの遭遇率を劇的に軽減させることができます。
そして、そもそも一番大事なことは
「サクラ」がいる出会い系サイトを絶対に使わない
ということです。
悪徳運営会社の詐欺サイトの場合、「100%サクラ」だけで構成されているようなものもあります。
一方、大手優良会社が運営するサイトには「サクラ」は一人として存在しません。
そのため、「サクラ」の特徴を見極める必要がある場面というのは、これら大手サイト以外の出会い系を「自己判断」で利用する場合のみとなります。
「出会いカフェ」で紹介している出会い系サイトは、
- 大手の優良出会い系サイト
- 個人情報などセキュリティが万全
- 「サクラ」が存在しないサイト
のみを取り扱っていますので、必ず紹介しているサイトを使って出会い系サイトを楽しむようにしていってくださいね。
私自身も何年も使っている「PCMAX」では、これまで一度もサクラに遭遇したことはありませんので安心して利用することが出来ると思います。